アテネのホテル : ギリシャ旅行記

アテネのホテルは、Ｌ（デラックス）クラスからＡ〜Ｅクラス、ペンション、ユースホステルまで数多くあるので、泊まるところに困ることはまずないと思います。

アテネのホテルに限らず、ギリシャのホテルはシーズナリティがはっきりしており、冬季のローシーズンには休業するところもあるので注意が必要です。

アテネのホテルの中でも、通年オープンしていて、設備や清潔さ、ロケーションなどを考えるとＢ〜Ｃクラスがおすすめです。
また、ローシーズンにはＡクラスのホテルでも料金が下がるので、それを利用するのも手だと思います。

アテネのホテルは、プラカ地区周辺やシンタグマ広場に近いエルムー通りやニキス通りなどに手ごろな宿が多いです。
オモニア広場付近にもありますが、この辺りはあまり治安がよくないようなので、夜遅くに到着する場合や女性の一人旅にはおすすめできませんね。

私はアテネの旅行代理店「マリソル」で、プラカ地区にほど近いヴォリス通り沿いにある「アドニス」というホテルを紹介されましたが、小ぢんまりとしたホテルで部屋は清潔、バルコニーからはアクロポリスも見えて快適に過ごせました。
私が行った当時はローシーズンでツイン１泊６，０００円くらいでした。
アテネのホテルを安さだけで決めてしまうと、シャワーのお湯が満足に出なかったり暖房設備がなかったりするので（アテネの冬は意外と寒いです！）、飛び込みで探す場合も必ず部屋を見せてもらいましょう。
アテネのホテルは、Ｌ・Ａクラスを除いては日本から予約すると不確実なことが多いようなので、現地の旅行代理店やインフォメーションセンターを通したほうがよさそうです。

また、夏に行ったときにはアクロポリスに歩いていけるところにある「ディバニ・パレス・アクロポリス」に泊まりましたが、こちらはＡランクだけあって言うまでもなく静かで快適でした。
夜になるとライトアップされたパルテノン神殿が間近に見えて、「あ〜ギリシャに来たんだな」とガラにもなく古代へのロマンに浸ってしまいました。
ホテルの建築デザインの中に実際の遺跡が取り入れられていて、地下のレストランに下りていく階段の途中に見ることができるのも、ギリシャならではという気がします。