音楽の都ウィーン : オーストリア旅行記

音楽の都ウィーン

音楽の都ウィーンにゆかりのある音楽家たちはたくさんいます。

ウィーンと聞いてまず思い浮かぶのはモーツァルトでしょう。

生まれはザルツブルクですが、6歳のときシェーンブルン宮殿でマリア・テレジアを前に演奏を披露し、7歳のマリー・アントワネットに求婚したエピソードは有名ですね。

ウィーンに定住するようになったのは25歳の頃で、コンスタンツェと結婚式を挙げたのもウィーンのシンボルであるシュテファン寺院でした。

ウィーン市内に現存するモーツァルトの住居は、オペラ『フィガロの結婚』が作曲され最も充実した創作活動を送った時期を過ごした「フィガロハウス」のみですが、現在はモーツァルト記念館として楽譜などが展示されています。

記念館といっても普通のアパートの一角で、それがより一層リアルな感じがしました。

35年という短い生涯を閉じると、シュテファン寺院の礼拝堂で葬儀が執り行われ、遺体はザンクト・マルクス墓地に埋葬されましたが、どの位置に眠っているのか正確な場所は不明だそうです。


音楽の都ウィーンに同じくゆかりの深い、忘れてはならない音楽家はベートーベンです。

ドイツのボンに生まれ、22歳で活動の場をウィーンに移してからは、貴族の援助のもとピアノ演奏や作曲を行いました。

ベートーベンのよき理解者であったパスクァラティ男爵の名を冠したベートーベンの記念館「パスクァラティハウス」がウィーン大学の近くにあります。

また、ウィーンの北ハイリゲンシュタットには、ベートーベンが住んだ家やゆかりの場所がいくつか点在しています。


ウィーンで毎年行われるニューイヤーコンサートで、ヨハン・シュトラウスのワルツが演奏されないなんてあり得ませんね。

ウィーン市民の憩いの場である市立公園には、金色に輝くヨハン・シュトラウス2世の像があります。

音楽の都ウィーンに残る楽聖たちの足跡はこれらのほかにもたくさんあり、枚挙にいとまがありません。

オーストリア
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