シュテファン寺院 : オーストリア旅行記

シュテファン寺院

シュテファン寺院は、ウィーンの旧市街のほぼ中心に位置し、「ウィーンの象徴」「ウィーンの魂」とも言われています。


シュテファン寺院でまず目を奪われる南塔は高さ137mを誇っており、ウィーン市民からは「シュテッフル」の名で親しまれているそうです。

この南塔へは、343段の螺旋階段を歩いて上ることができます。

展望台からの眺めは素晴らしいですが、かなり急な階段でしかも螺旋なので目が回りました。

また、2年ちょっと前に訪れたときは修復工事をしていたので、この南塔は現在もまだ工事中かもしれません。


プムメリンという、1683年にトルコ軍が敗退したとき置き去りにした大砲などを溶かして造った大きな鐘が納められている北塔には、エレベーターで上ることができます。

シュテファン寺院のモザイク模様が美しい屋根も見られるのでこちらはおすすめです。


シュテファン寺院内部の見どころの一つは、中央付近の柱にある「ピルグラムの説教壇」でしょう。

石造りの透かし彫りの説教壇ですが、作者ピルグラムが署名代わりに自分がのぞき窓から身を乗り出している肖像を彫り込んでいてちょっぴりユーモラスです。


シュテファン寺院は、モーツァルトの葬儀が行われた寺院でもあるので、それを示す祈念碑が外側にあります。

シュテファン寺院を中心に延びるケルントナー通りやグラーベン通り、またその先のコールマルクトは有名なショップやカフェが建ち並ぶウィーン一の繁華街です。

歩行者天国になっているウィーンのメインストリート散策もぜひ楽しんでください。

オーストリア
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